2007年01月22日 22:42
せっかく企画に参加したのだから、推理はできなくても簡単に感想をば。とか思ってみたのですが、(自分が参加した以外の)全部のブロックを制覇できるかどうかは不明。
時間的に難しいかも。
何はともあれ、一番上のブロックから挑戦。
A-01 星降る夜に
雪の降る夜に出会った少女と子猫。情景が鮮やかに目に浮かぶような作品。
雪に混じって舞い降りる一つの星、という描写が本当に綺麗です。
この作品を書かれたかたも、動物がお好きなんだろうな、と思わせられます。捨て猫に対する目線が、ああ、そうだよなあ、と。
それに、ああいう『男性』ってのは実際にいるんだよなあ、とも思って切なくなります。
でも、とても優しい終わりかたで素敵でした。
A-02 星々の中夜
奇妙な占い師と主人公、どこか意味深な会話。雰囲気作りが上手いな、と思った作品です。
それと、読み終わって主人公と彼女がこれから何をするのか気になりました。主人公の抱えている問題って何なのだろうな、と。
しかし、これで長編いけそうですね!
A-03 ここで私は生きていく
学生時代の自分を思い出して、そうだよなあ、興味のないものを勉強してもなかなかテストの点数は取れないんだよなあ、と変なところで共感をしてしまいました。
しっかりとした文章とテーマでじっくり読ませてくれる作品で、読み終わってじんわりと残るものがあります。
A-04 逆さまの星たちとお母様の夢
独特な改行方法。詩的で優しい雰囲気で進み、ちょっともの悲しく終わる。
作中では描かれなかった、滅ぼされてしまった『お母様の故郷』の物語が気になります。色々な過去があったのだろうなあ、と。
A-05 SPEED STAR
格好良い。とにかく格好良い。
ライバルという名の星。それを落とし、自分がトップに輝くために頑張るダン。
地の文で描かれている表現が上手いな、と。その情景がはっきりと頭の中に浮かぶようでした。
A-06 涼野伊織那(すずしのいおな)と障子の穴
キャラクターが魅力的です。とにかく、伊織那がただ者ではないことが解りました(笑)。宇宙人相手に普通に喋ってる。ブラボー。
ちなみに、うっかり冒頭辺りでは「わたし」は女性だと勝手に思い浮かべました。男性ですよね、きっと。ちっ。同棲か、とちょっと勝手に期待したのに。
しかし、こういうキャラクターたちは好きです。シリーズ化したら楽しそう。
A-07 『ゆめいろこんぺいとう』
忘れ去られた夢、諦めた夢、叶わない夢、それらは『こんぺいとう』になる。色とりどりの美しい夢。
その発想が素敵です。想像すると楽しいし切ないしどきどきする。
インターハイを前に遭った事故。主人公の心情が的確に自然に描かれていて、涙へとつながるシーンも上手い。
優しく終わる締めかたも上手い。
こういう話は好きです。
A-08 孤島のI and(アイアンド)
《欲しがりません、発つまでは!》にうっかり笑いました(笑)。
しかし、本当に火星で生きていける保証があるのか、というところのリアルな響きにどきりとしました。
そうですよね、下っ端は政府には逆らえない。それでも、彼らは笑顔を忘れない。
キャラクターの明るさがとても良い味になっていて、読後感も素敵でした。
A-09 流星と勇者
> 柏木博子は、生き返った。
この出だしの一文で一気に引きこまれました。上手いな、と。
しかし、本当にとぼけたノリの流れ星である(笑)。どこかズレている感じが面白い。しかも、願いを誤解して叶えてくれるという、厄介な相手。
これも長編にできそうだなあ、と読み終わって考えてしまいました。
主人公と流れ星のその後が気になります。
A-10 三つ星
堅めの文章に内容が合っていて、雰囲気が良いなあ、と。
しかし、戦にまつわることは世の常とはいえ悲しい。
でも、地にはない希望が天に浮かんでいるというのが優しい表現ですね。救いのない現実を、少しだけ和らげてくれています。
ラストのまとめかたが好きです。淡々と悲しい事実を語る、この文にどきりとさせられました。
A-11 エトワール
短編でこの内容をまとめる腕は凄い、と思ってしまいました。
読みやすく、それでいて的確な描写に時代背景とか光景が目に浮かぶようです。素晴らしい。
テーマの扱いかたも、少年の過去の描きかたも上手い。
何だか言葉が見つからないのがアレですが、とにかく凄い。唸らせていただきました。
A-12 ミルフィオリの夜に
足が三本、でちょっと悩みましたが、なるほど、と気づく(遅い!)。
エルマーの口調が好きです。その口調で人となりがすぐに解るような。
友情の生まれる感じがとても自然。しっかりとした文章力で、キャラクターも舞台も、星が降る光景を見て喜ぶ様子の彼らも、的確に描き出している感じ。
そして、千の花。素敵な表現だなあ。
読後感も素敵。
時間的に難しいかも。
何はともあれ、一番上のブロックから挑戦。
A-01 星降る夜に
雪の降る夜に出会った少女と子猫。情景が鮮やかに目に浮かぶような作品。
雪に混じって舞い降りる一つの星、という描写が本当に綺麗です。
この作品を書かれたかたも、動物がお好きなんだろうな、と思わせられます。捨て猫に対する目線が、ああ、そうだよなあ、と。
それに、ああいう『男性』ってのは実際にいるんだよなあ、とも思って切なくなります。
でも、とても優しい終わりかたで素敵でした。
A-02 星々の中夜
奇妙な占い師と主人公、どこか意味深な会話。雰囲気作りが上手いな、と思った作品です。
それと、読み終わって主人公と彼女がこれから何をするのか気になりました。主人公の抱えている問題って何なのだろうな、と。
しかし、これで長編いけそうですね!
A-03 ここで私は生きていく
学生時代の自分を思い出して、そうだよなあ、興味のないものを勉強してもなかなかテストの点数は取れないんだよなあ、と変なところで共感をしてしまいました。
しっかりとした文章とテーマでじっくり読ませてくれる作品で、読み終わってじんわりと残るものがあります。
A-04 逆さまの星たちとお母様の夢
独特な改行方法。詩的で優しい雰囲気で進み、ちょっともの悲しく終わる。
作中では描かれなかった、滅ぼされてしまった『お母様の故郷』の物語が気になります。色々な過去があったのだろうなあ、と。
A-05 SPEED STAR
格好良い。とにかく格好良い。
ライバルという名の星。それを落とし、自分がトップに輝くために頑張るダン。
地の文で描かれている表現が上手いな、と。その情景がはっきりと頭の中に浮かぶようでした。
A-06 涼野伊織那(すずしのいおな)と障子の穴
キャラクターが魅力的です。とにかく、伊織那がただ者ではないことが解りました(笑)。宇宙人相手に普通に喋ってる。ブラボー。
ちなみに、うっかり冒頭辺りでは「わたし」は女性だと勝手に思い浮かべました。男性ですよね、きっと。ちっ。同棲か、とちょっと勝手に期待したのに。
しかし、こういうキャラクターたちは好きです。シリーズ化したら楽しそう。
A-07 『ゆめいろこんぺいとう』
忘れ去られた夢、諦めた夢、叶わない夢、それらは『こんぺいとう』になる。色とりどりの美しい夢。
その発想が素敵です。想像すると楽しいし切ないしどきどきする。
インターハイを前に遭った事故。主人公の心情が的確に自然に描かれていて、涙へとつながるシーンも上手い。
優しく終わる締めかたも上手い。
こういう話は好きです。
A-08 孤島のI and(アイアンド)
《欲しがりません、発つまでは!》にうっかり笑いました(笑)。
しかし、本当に火星で生きていける保証があるのか、というところのリアルな響きにどきりとしました。
そうですよね、下っ端は政府には逆らえない。それでも、彼らは笑顔を忘れない。
キャラクターの明るさがとても良い味になっていて、読後感も素敵でした。
A-09 流星と勇者
> 柏木博子は、生き返った。
この出だしの一文で一気に引きこまれました。上手いな、と。
しかし、本当にとぼけたノリの流れ星である(笑)。どこかズレている感じが面白い。しかも、願いを誤解して叶えてくれるという、厄介な相手。
これも長編にできそうだなあ、と読み終わって考えてしまいました。
主人公と流れ星のその後が気になります。
A-10 三つ星
堅めの文章に内容が合っていて、雰囲気が良いなあ、と。
しかし、戦にまつわることは世の常とはいえ悲しい。
でも、地にはない希望が天に浮かんでいるというのが優しい表現ですね。救いのない現実を、少しだけ和らげてくれています。
ラストのまとめかたが好きです。淡々と悲しい事実を語る、この文にどきりとさせられました。
A-11 エトワール
短編でこの内容をまとめる腕は凄い、と思ってしまいました。
読みやすく、それでいて的確な描写に時代背景とか光景が目に浮かぶようです。素晴らしい。
テーマの扱いかたも、少年の過去の描きかたも上手い。
何だか言葉が見つからないのがアレですが、とにかく凄い。唸らせていただきました。
A-12 ミルフィオリの夜に
足が三本、でちょっと悩みましたが、なるほど、と気づく(遅い!)。
エルマーの口調が好きです。その口調で人となりがすぐに解るような。
友情の生まれる感じがとても自然。しっかりとした文章力で、キャラクターも舞台も、星が降る光景を見て喜ぶ様子の彼らも、的確に描き出している感じ。
そして、千の花。素敵な表現だなあ。
読後感も素敵。




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