2005年02月14日 23:59
「世の中はバレンタインという風習があるみたいですね」
シーンはふと思いだしたように言った。「まあ、我々が住んでいる世界ではそういう風習はないみたいですが」
辺境の村、ベイシーコートでは確かにそういった風習はない。もちろん、都のアラゼスタでも。
「バレンタイン?」
キース読んでいた書物から視線を上げ、自分の右側にあるテーブルの上に置かれたお茶の入ったカップを見やる。それから、手作りらしいクッキーの乗った皿を手にしたシーンを見つめ、小さく首を傾げた。
「それはどういう風習だ?」
「女の子が好きな異性にプレゼントとしてチョコレートを贈るらしいですよ」
「なるほど……」
キースはそれを聞いて、肘掛けで頬杖をつきながら、しばらく何ごとか考え込んでいた。そして、わずかに真剣な眼差しでシーンを見つめ直し、静かに言った。
「それは、自分の躰にチョコレートを塗って相手に」
「違います」
シーンはふと思いだしたように言った。「まあ、我々が住んでいる世界ではそういう風習はないみたいですが」
辺境の村、ベイシーコートでは確かにそういった風習はない。もちろん、都のアラゼスタでも。
「バレンタイン?」
キース読んでいた書物から視線を上げ、自分の右側にあるテーブルの上に置かれたお茶の入ったカップを見やる。それから、手作りらしいクッキーの乗った皿を手にしたシーンを見つめ、小さく首を傾げた。
「それはどういう風習だ?」
「女の子が好きな異性にプレゼントとしてチョコレートを贈るらしいですよ」
「なるほど……」
キースはそれを聞いて、肘掛けで頬杖をつきながら、しばらく何ごとか考え込んでいた。そして、わずかに真剣な眼差しでシーンを見つめ直し、静かに言った。
「それは、自分の躰にチョコレートを塗って相手に」
「違います」




コメント
久我直樹 | URL | 79D/WHSg
鼻血ふきそうになりました(爆)
て言うか、珈琲飲んでる最中じゃなくてヨカッタ(切実に)そんな事してたら、今頃マイ・パソは珈琲まみれでワシおろおろしてましたよ。
キース様の思考回路、最高です。
そしてシーン君の素早いツッコミ、素晴らしいです。
素敵小ネタ、有難うございましたvv
( 2005年02月15日 00:24 [編集] )
天海和泉 | URL | 79D/WHSg
シーンくん最高です。
最高すぎます!
とても楽しいSSありがとうございますw
私も紅茶飲んでる最中じゃなくて良かった・・・・・・
( 2005年02月15日 10:14 [編集] )
吉沢柚子 | URL | 79D/WHSg
シーンくん、いつもキースの相手してるからツッコミも早くなってるんですね(笑)
日頃の彼の大変さが垣間見えました。
なので、
がんばれシーン!負けるなシーン
と、二回目のエールを送っておきます( ̄人 ̄)
でもあの世界にバレンタインデーがあったらきっと、キース様はモテモテで沢山もらっちゃううんだろうなぁ。
けどシーンも何気にもらってそうな気がする・・
普通にシーンはカッコイイと思うけどな〜。
師匠につかまらない限りは(笑)
それでは、いつも楽しませてもらってありがとうございました〜^^
では*
( 2005年02月15日 21:58 [編集] )
nekoi | URL | 79D/WHSg
わあ、反応ありがとうございます!
>久我さん
>今頃マイ・パソは珈琲まみれでワシおろおろしてましたよ。
ああっ、その光景、見たかった……!( ̄ー ̄)
相変わらずキースの頭の中はあんなんばっかりです。シーンの突っ込みも無駄に鋭くなります。そんなことを勉強するためにキースのそばにいるんじゃないのに!(それを言うなら、女の子としてピーを勉強するためにいるんじゃないですけどね!)
>天海さん
最高と言っていただいて嬉しいですよ!
紅茶、飲んでいるときだったら楽しかったのに……(私が)。
しかし、シーンの苦労が偲ばれますね(他人事)。
>吉沢さん
エールありがとうございます!(笑)
確かに、あの世界にバレンタインデーがあったら、キースは女の子からチョコをもらうのが目に見えています。で、チョコを受け取る課程で女の子にも手を出しそうです。
そして、シーン、カッコイイと言ってくれますか! ありがとうございます!
まあ、キースに遊ばれていないときは多分、それなりには……(でも視線は泳ぐ)。
皆様、本当にコメントありがとうございました!
やっぱり、反応があるって素敵ー!
(またそのうち小ネタ投下、やろう……)
( 2005年02月15日 23:05 [編集] )
コメントの投稿